オンブズマン
或る地方相談委員の日記
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10月28日(月曜日)の記録
1,出頭
10時40分頃、愛車トヨペットコロナで気仙沼を発ち、仙台の県庁に向かった。ルートはいつも悪名高い国道(酷道?)284号線、薄衣経由で金成インターチェンジより東北自動車道に乗り、仙台宮城インターで降りるコースをたどる。午後1時20分頃に広報課に出頭し、そこで一緒になった女性の方とともに庁舎4階の記者会見室に案内された。 (その女性の方は県政オンブスマンの日向さんであることを、すぐ後で知る。県職員も紹介してくれれば良かったものを、危うく失礼するところであった。)
2,挨拶
若干遅れて1時35分頃より開会された。はじめは近藤広報課長によるお決まりの挨拶である。つまらないから略す。
3,紹介
県政オンブズマンとして
1、林屋礼二(はやしやれいじ)元東北大学名誉教授(民事訴訟法、破産法)
2、日向則子(ひなたのりこ)仙台家庭裁判所家事調停委員
地方相談員として
大河原事務所
佐々木正雄
古川事務所
福原俊悦
築館事務所
氏家晃
迫事務所
三浦栄
石巻事務所
高橋孝次
気仙沼事務所
小野寺宏壽
4,説明
出席者の紹介の後、県政オンブズマンのお二人が広報課長とともに退場して、私ども地方相談員に対する制度説明が始まった。ほとんど資料そのままの説明である。どうせ後でそれぞれ読むであろうから説明を省略して後で読んで貰えば時間も短縮されるものを、実に無駄なことである。資料を詳しく作って時間をかけ、それを説明して時間をかけ、我々はまた読み返して時間をかける。そのくせ抽象的で内実に乏しく、実践には手を抜く。官僚とは実に無駄な作業ばかりするものである。
県政オンブズマン制度について
県政オンブズマン地方相談員の事務処理等について
その他
5,帰宅
2時間ほどをかけた長い説明の後、若干の質疑を経て閉会した。
後は大急ぎで気仙沼目指して帰りを急いだ。